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一番暗いレンズと一番明るいレンズ

サングラスを選ぶ時、フレームはその場で決める事ができます。
顔へのフィット感、遮光性、デザインが好きetc…
しかし、そのあとに皆様を悩ませるのはそう、レンズカラー!
激しい日差しに対応する暗いレンズやバランスの取れたオールマイティレンズ、
はたまたコントラスト高めが良いのか、ローライト用の明るいレンズか…
嗚呼、まさにレンズ沼。
そんな方へのご参考になればと、今回はモンスターキスの怪魚ハンター、吉田拓人氏より
実際にフィールドで使ってみての使用感をお聞きしました!

8割はトゥルービューフォーカス!…かと思いきや

1月上旬から約3週間ほど、南米はブラジル北部を中心とした遠征に向かいました。
今回持ち込んだのはこちらの3本。

①Devon「デヴォン」トゥルービューフォーカス/シルバーミラー
※特に日差しが強い環境向け

②DECK「デック」ライトスポーツ
※朝方などローライト時向け

③Feiz「フェイズ」ラスターオレンジ/シルバーミラー
※コントラスト性に優れ、雪道然り水中のストラクチャーなども視認しやすい

さてどう使い分けるか?ですが、基本的に南米の日差しは私の経験上、国内の離島(沖縄、八重山、小笠原など)と同等に強烈です。
そのため、トゥルービューフォーカスをいれたDevonをメインに使用。
朝方、曇天ローライト、夕刻はライトスポーツレンズを組んだDECK。
そして、初めて使うラスターオレンジをどのタイミングで使おうか…
掛けてる時間はトゥルービューフォーカスが8割型かな?と思っていましたが、異例の悪天候続きで朝イチから雨…なんて日も多く実際は4割ほど。
他のレンズの活躍の幅が広かったです。

コロコロ使い分ける理由

抜けた日中の日射量では正直トゥルービューフォーカス一択ですね。
バキバキの高反射の環境下、目の負担が少ないです。
アマゾンというまさに熱帯雨林、影になる部分とはっきりとしたギラつきが相まって、
複数のレンズを使い分けるシチュエーションが連続します。

これまではローライト環境ではイーズグリーンのレンズを使用していましたが
どうも私、上記の使い分けをコロコロする理由として、暗い環境に弱いのかもしれません。
(そのくせトゥルービューフォーカス欲しがるのですが)

イーズグリーンでも暗いなぁ..と思う、まさにマジックアワー。
その環境に向けてライトスポーツが非常に良く、以前であれば納竿1時間ほど前にはサングラスを外してしまっていましたが、今回は納竿までつけ続ける事ができました。
視野の確保だけでなく目の保護という意味でこれは非常にバリューの高いレンズだなと。
またミラーなし&可視光線透過率の高いこのレンズだと目を見て話せるのでボートマンとの意思疎通がしやすいとも感じました。

驚きの活躍、ラスターオレンジ

今回の驚きは、ラスターオレンジの使用感の良さでした。
これまでも明所、暗所の使い分けと紛失時のリスクを考慮して2種のレンズは絶対に持ち込んでいたのですが、南米やインドネシアなどジャングルの一部では、植物の葉などから浸出したタンニン色素が水を赤黒く染め上げます。

ブラック?

『ブラックウォーター』と呼ばれ、例えるならば紅茶やアメリカンのコーヒーのような強い褐色のかかった水です。
その中でラスターオレンジのような同系統カラーのレンズで魚影を捉えることができるのか?とかなり疑問に思っていましたが、実際トップウォーターのルアーへのチェイスから反転、水の揺らぎまで捉えやすく、カラー認識ではなく、まさにコントラスト、模様の認識をしやすいレンズですね。
これまでオレンジ系統のレンズを使用していなかったため、暖色系に染まる視野への慣れは正直ありますが、それを越えてくる、情報の伝達量の高さには驚く物がありました。

ついつい海外フィールドの景色をナチュラルに楽しみたい..という思いがあってか高コントラスト系or暖色系のレンズを避けていた節があったのかな?
シチュエーション別に使い分けることで、釣果へ繋げていくことができるなと実感しました。
実際に他の国や他のエリアでもこの高コントラストが武器になるであろうと頭に浮かぶ釣りがいくつかあるので、早くこのレンズを手にフィールドに立ちたいです!

釣具としてのサングラス&レンズ

Zequeブランドのフレームは随所にカーボンを使用していたり、セラコートなどの軍用レベルの加工がなされていたりとオトコノコの心をくすぐってくれますね。
結果につながるハイクオリティな道具、釣具としてのサングラスであることを実際に体感することで、Zequeフレーム&TALEXレンズは、今後の遠征でも武器になってくれる確信を持ちました!。
また、国内外問わず使用感レポートさせていただきます。

吉田さん、レポートありがとうございました!

※こちらの記事は個人の感想であり、見え方には個人差があります。

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