プロアングラーの声
BASS
Ohnishi Kenta
大西健太
一年中、琵琶湖に浮いていると、身体が鍛えられて真冬でも風邪を引かなくなりましたが、さすがに目は鍛えようがないので。
一年中、琵琶湖に浮いていると、身体が鍛えられて真冬でも風邪を引かなくなりましたが、さすがに目は鍛えようがないので。
誰よりも釣行日数が多いバスフィッシングのプロガイドという職業では、偏光グラスの恩恵はとても大きいです。毎日のようにお客様を迎えているので、自分の身体のコンディションは常にベストな状態に保つことを日々意識しています。紫外線や直射日光をカットして目の疲れを抑えることは本当に大切ですね。たとえば偏光グラス無しで釣りをすると、いつもより目が充血して身体の疲労感も強く残るのがわかります。一年中、琵琶湖に浮いていると、身体が鍛えられて真冬でも風邪を引かなくなりましたが、さすがに目は鍛えようがないので。特にバスボートでの移動では水しぶきや雨風を避けるために、たとえ早朝や夕暮れの薄暗い時間帯でも何かを装着して目を守りたいという気持ちは常にあります。
気付いたのは、夕方になると誰もがそれまで掛けていた偏光グラスを外してしまうこと。
琵琶湖では明け方のまだ薄暗い時間から出発する人も多いのですが、どちらかといえば気付いたのは、夕方になると誰もがそれまで掛けていた偏光グラスを外してしまうこと。そんなシーンを目にするたびに、愛用のEASE GREENのレンズを勧めていました。日照時間が日ごとに短くなる秋冬は特に、明るいレンズの出番が増えますね。一日をEASE GREENで通すことも多いですが、やっばりEASE GREENでも目を凝らすような時間帯に、もう少し長く使い続けられたら、と思うことはあります。そんな時に使いたいレンズがLITE SPORTSです。初めて装着した瞬間、目の前に広がっていたのは極めて裸眼に近いナチュラルな世界。これまで以上に明るくスッキリとした視界で、邪魔な水面の反射光は十分に抑えてくれます。
自分の周囲だけではなく遠めも見ながら流して、広範囲を偏光グラス越しに探ることでウィードや波の立ち方、表層付近に浮いているベイトなどの変化を瞬時に判断できるという点は偏光グラスの大きなメリットだと感じています。ですが、そのためには裸眼と同じように些細な色の違いまで確実に判別できるかどうかが重要なポイントです。釣行中にレンズカラーを変えると、同じスポットでも見え方が変わってしまうので、無意識に自分の探し方や感覚まで変わっていることに気付く時がありました。それが嫌で、一日を通して同じレンズを使い続けることも多かったのですが、このLITE SPORTSは逆光や眩しい時間帯に使うTRUEVIEW SPORTSから変えてみてもすごく自然で、スムーズに移行できます。嬉しい選択肢がまた増えました。よく使っているのはSTELTHやVanq gagaのように視界が広くて掛けやすいモデルですが、最近ではLemanの軽さとデザインが好みですね。